民間のスクールを自力で探す
スピーディーに介護の資格を取得したいのであれば民間のスクールを利用しましょう。さまざまなスクールで資格取得の講座を開講しているため、どのスクールを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。ここでは、入門資格である介護職員初任者研修の資格を取得するために最適なスクールを選ぶポイントについてまとめていきます。
介護職員初任者研修を取得するために
介護職員初任者研修の資格を取得するには130時間にも及ぶカリキュラムを修了し、筆記試験に合格しなければなりません。カリキュラムの受講資格は設けられていないため、誰でも受講可能です。カリキュラムでは介護の基本や老化について、コミュニケーション術や生活支援について学びます。
スクール選びのポイント
介護職員初任者研修のカリキュラム項目と時間数はどのスクールでも共通しています。ただし、「平日コース」「土日コース」「通学コース」「通信講座」というようにスクールによってスケジュールが違います。土日コースは平日コースに比べると修了するまでに4ヶ月ほど時間がかかってしまいますが、通信形式にすると1ヶ月に短縮できます。ただし、通信による学習時間は40.5時間と上限が決められています。通信講座だけではカリキュラムを修了することはできないため、89.5時間のスクーリング期間があることを踏まえながらスクールの場所を検討しましょう。
また、早く取得したい人向けに「短期集中コース」を開講しているスクールもありますが、働きながら受講する場合はスケジュール通りにいかないこともあります。自身のライフスタイルに照らし合わせて、無理なく学べるコースを選ぶようにしましょう。
通学時間は30分以内で
介護職員初任者研修の講座では通信による学習時間は40.5時間と決められているため、最低でも89.5時間、およそ15日~17日はスクールに通って学習しなければなりません。受講当初は資格取得に向けてモチベーションも高いため意気揚々と通学することでしょう。しかし、受講が進むとモチベーションも段々と下がり「面倒」と思うようになる可能性もあります。通学時間が長ければスクールに通うこと自体が億劫に感じてしまい足が遠のいてしまうため、気軽に通える範囲や通いやすいところにあるスクールを選ぶようにしましょう。通い慣れた場所ならストレスも感じませんし、普段の生活範囲場所ならわざわざ出ることを面倒に感じないはずです。
「自宅から30分以内」を目安に、無理なく学べるコースを設定しているスクールを選びましょう。
負担を減らして資格取得
職場が協力してくれることも多い
働きながら資格を取得するのは体力的にも精神的にも厳しいと感じることが多いのですが、資格取得支援がある職場なら勤務日を調整してくれるなどのサポートがあるため、少ない負担で取得できます。まずは職場に相談して無理のないスケジュールを組みましょう。