職場が協力してくれることも多い

資格を取得してから介護の仕事に就いた方が有利ではありますが、職場の資格取得支援制度を利用して働きながら資格取得を目指す人もたくさんいます。

職場が協力してくれることも多い

資格取得をサポートしている職場は多い

介護業界は人手不足が大きな問題となっているため、「資格を取得するためといえ仕事を調整しながら研修に出るのは難しいのではないか」と思っている人もいるかもしれません。しかし、無資格だと仕事内容に制限があるため資格を取得して少しでも多くの仕事を任せられるように、と働きながらでも資格が取得できるように勤務日を調整したり費用を負担したりなどのサポートを行っている職場もたくさんあります。

体力や集中力が必要

働きながら資格を取得する場合、体力や集中力がより一層必要となります。体力的にも精神的にも厳しいと感じることが多いかもしれませんが、すぐに現場で役立つ知識や技術が身についてできる仕事の範囲が広がり、給与や待遇などさまざまなメリットを受けられるため「学んでよかった」と思えるはずです。ポジティブな気持ちで前向きに取り組みましょう。

働きながら資格取得を目指すなら

介護の資格には民間資格と国家資格があります。今後のキャリアのことを考えると国家資格を目指すことがベストですが、無資格からいきなりトップのものを受験することはできません。まずは介護職員初任者研修を取得することから始めましょう。入門資格である介護職員初任者研修は初歩的な技術と知識が学べる資格で取り組みやすいため、働きながら資格を取得するのに最適です。
介護職員初任者研修は大体3ヶ月ほどで取得できます。研修日はあらかじめ決められているため、職場には勤務日数などの調整をお願いしておきましょう。できるだけ早めに研修日を伝え、勤務と重ならないようにすることがポイントです。研修は週1回程度なので、休日と重ねたり夜間の講習を受講したりなど工夫すれば日中の仕事に影響はありません。ただし、迷惑をかけないためとはいえ長期間の日程で調整してしまうと逆に職場の足を引っ張ってしまいます。なるべく最短期間での資格取得を目指しましょう。
また、勤務日程を調整するのであれば正社員よりもパート勤務の方が都合をつけやすいでしょう。パートして短時間勤務することで介護の現場に慣れながら、周りに迷惑をかけることなく資格取得が目指せます。介護施設と一言でいっても、特別養護老人ホームや老人保健施設などいろいろありますが、日勤が中心のデイサービスなら変則的なシフトがないため、研修や勉強の時間も取りやすいでしょう。

負担を減らして資格取得

職場が協力してくれることも多い

働きながら資格を取得するのは体力的にも精神的にも厳しいと感じることが多いのですが、資格取得支援がある職場なら勤務日を調整してくれるなどのサポートがあるため、少ない負担で取得できます。まずは職場に相談して無理のないスケジュールを組みましょう。